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将棋風林火山01 CPU戦タイムアタック

2013年の11月、このブログで私は「強い将棋ソフトを作るには最善手をたくさん覚えさせればいい」と書いた。
初心者のためのCPU戦講座00


だがその後、将棋電王戦(2012年から毎年開催されているプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトの対局)の結果と内容を見て考えが変わった。

というのは、プロ棋士がコンピュータに負けるということは、プロ棋士がそれまで最善手だと思っていた手が実はそうではなかったからであり、人間が考えた最善手をいくらコンピュータに覚えさせたところで、それでは結局人間より強くなることはできない…と思うからだ。

ファミコンやスーファミ時代の将棋ソフトはマシンスペックが低くデータ容量も少ないため、定跡どおりに指すことすら出来なかった。それがPS1時代になると数万手もの定跡データを持つ将棋ソフトが登場し、棋力もアマチュア有段者レベルまでと大幅にアップした。スーファミまでは楽勝できた将棋ソフトが、PS1以降はラクに勝たせてもらえなくなった。それで、PS1全盛期に学生だった私は当時、定跡データをより多く入力すればコンピュータはどんどん強くなる…と考えていた。

ところが2013年の将棋電王戦において、ponanzaという将棋ソフトが佐藤慎一4段に勝ったのだが、ponanzaは定跡データを使用せずに評価関数で局面を分析して指すという記事を見て当時は大変驚いた。そしてその後の電王戦でも、ponanzaのような独自の評価関数で次の手を考えるタイプのソフトが勝っているのを見て、考えを改めさせられた…というわけである。

具体的には、将棋や囲碁において強いソフトというのは、定跡をいかに多く知っているかではなく、その局面をいかに正しく分析して、その局面から自分が有利になる手を見つけだせるか…ということだろう。

電王戦においてプロ棋士がソフト相手に勝ち負けしているのに対し、アルファ碁が2017年初めにトッププロ相手に60戦60勝したってことは、人間にとって将棋よりも囲碁の方が、局面を正しく分析するのが難しいということなのだろう。


まぁそれはそれとして、とにかくPS1以降の将棋ソフトの実力はかなり高くなっていて、私では全然勝てない。なので、PS1以降の将棋ソフトについては攻略を書くつもりは今のところ無い。今回攻略を書くというか紹介する「将棋風林火山」はスーファミの将棋ソフトで、将棋のルールを覚えたばかりの初心者にはかなりオススメのゲームだ。理由をいくつか挙げると、

①初心者でも楽勝できるくらいCPUが弱い
コンピュータが弱すぎて相手にならない、なんて時代はもう終わっている。将棋も囲碁もすでにプロ棋士レベルの棋力に達している今、単に強いだけのソフトは一般人には不向きだと思う。あまりに全く勝てないとモチベーションも下がるし…。その点「風林火山」は気持ちいいくらいコンピュータが弱いので、初心者が自信をつけるにはピッタリの対戦相手なのだ。覚えた戦法を実際に使って試してみたい、なんてときにも向いてる。

②CPUの思考時間が比較的短い
指し手の読み上げ(設定でOFFにすることが出来ない)と、駒を動かす手の演出のせいで遅く感じるかもしれないが、それらを含めても通常1手10秒前後で指してくれる。長考時でも20秒~30秒くらいなので、他のソフトのように待たされてイライラすることは少ない。

③CPUキャラが5人用意されていて、それぞれ得意とする戦型があって個性的で面白い
オススメの理由その1でCPUが弱いことを挙げたが、弱いだけならもっと弱いソフトもある(スーパー将棋3など)。ただ、他の囲碁・将棋ソフトにも言えるのだがCPU戦がグラフィック的に地味というか味気ないというか、対局していてさびしい気になるものがほとんどなのに対し、風林火山は実在するプロ棋士の名前と顔を表示しているのが非常にポイント高い。しかも表情やセリフもそれぞれ複数用意され、CPUっぽさを感じにくいというか、ちょっとした温かみがあるというか…。

④ルールを覚えたばかりの本当の初心者にはそれなりに使える戦法紹介がある
「居飛穴戦法」「ひねり飛車」「びっくり初手」「ガンギ戦法」「四間飛車急戦」「四間飛車持久戦」「塚田スペシャル」「速攻振り飛車破り」「矢倉の戦い方」「角換わり腰掛け銀戦法」の6種類の戦法が簡単ではあるが学べる。

⑤上級者向けに次の一手問題が収録されているので、CPUが弱すぎてつまらない人でも楽しめる要素はある
解答しても点数が表示されるだけで解説は一切なしなのが難点ではあるが、ヒマつぶしにはなる。

こんなところ。

CPUがファミコンソフト並みにめちゃくちゃ弱いので、ただ勝つだけなら誰にでもできる。なので今回の攻略はCPU戦タイムアタックにした。いかに少ない手数でCPUを倒せるか、というワケである。私自身のベストスコア(?)と攻略ポイントを書いているので、参考にしながらより少ない手数での勝利を目指してみて欲しい。


■CPUの得意戦法について
「将棋風林火山」には5人のCPUキャラが登場し、そのうち3人は振り飛車戦法を好んで使う。ただし、プレイヤー側の指し手によっては居飛車に誘導することも可能。特にプレイヤー側が先手の場合は簡単に戦法を制限させることができる。
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ディスプレイが大きくテレビゲーム機のモニターとしても使用可能
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ステレオスピーカーと本体ストレージ512GBは大きな魅力
■Samsung Galaxy Note 9 2018年10月発売。まだ実際に購入していないのでWebサイトでスペックを見ての想像だけで書いているが、Note8に比べてディスプレイがさらに大きく(6.4インチ)、メモリー8GB、ステレオスピーカー搭載、SペンにBluetooth機能がついたりと全ての部分で上位機種となっている。特にスゴいのが本体ストレージ512GB。最大512GBのmicroSDカード対応で、最大で合計1TBのストレージを利用することができるのは大きな魅力。スマホでたくさんのゲームを遊びたいという人は、とにもかくにも買いたい端末。
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